2017年11月17日

日本株に投資妙味―「iTrust世界株式」の2017年10月の運用成績



サテライトポートフォリオで少額ながら積み立て投資しているピクテ投信投資顧問の低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2017年10月次運用報告が出ましたので定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の10月の騰落率は+2.60%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+2.58%でした。若干ながら参考指数をアウトパフォームしました。引き続き好調な相場が続いていますが、なかでも日本株に投資妙味があるというのがピクテの見解です。
2017年11月14日

低コスト競争はまだまだ続く―「eMAXIS Slim」5ファンドが信託報酬引き下げ



三菱UFJ国際投信の超低コストインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Slim」のうち、5ファンドが2017年11月10日から信託報酬を引き下げました。

業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施(三菱UFJ国際投信)

いずれも各資産カテゴリー最安値に並んだことになります。5ファンドのうち、国内株式インデックスファンドと先進国株式インデックスファンドは10月2日に信託報酬を引き下げたばかりですが、競合ファンドの動きに合わせて早速、機動的に信託報酬を引き下げてきました。文字通り「業界最低水準の運用コストを目指す」に偽りはなく、まったく感心しました。この調子で、今後もインデックスファンドの低コスト競争はまだまだ続くことになりそうです。
2017年11月12日

「つみたてNISA Meetup in 大阪&コツコツ大阪」に参加



11月11日に大阪で開催された金融庁と個人投資家の意見交換会「つみたてNISA Meetup in 大阪」に参加しました。今回は「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin大阪」とのコラボ企画です。ゲスト有識者としてFPの岩城みずほさんも登場。両方とも大いに盛り上がりました。「つみたてNISA Meetup」の地方開催は名古屋に続いてとなります。やっぱり、こうやって地方にまで金融庁が直接足を伸ばしてくれるというのは、地方在住の個人投資家として嬉しいものです(写真は会場となった大阪取引所の前に立つ五代友厚像)。
2017年11月10日

日本株上昇には理由がある―ひふみ投信の2017年10月の運用成績



日本株がものすごい勢いで上昇しています。私もかれこれ20くらいは株式相場を見ていますが、これほどの勢いを感じたことは珍しい。それだけに日本の投資家の間では熱狂よりも戸惑いが多いのではないでしょうか。そんな中、サテライトポートフォリオの一部として保有している「ひふみ投信」の2017年10月次運用報告書が出たので定例ウオッチです。「ひふみ投信」の10月の騰落率は+4.9%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+5.4%でした。前月に続いて参考指数を若干アンダーパフォームしました。純資産残高は10月31日段階で955億円(前月は868.7億円)、受益権総口数は20,000,497,455口(前月は19,078,850,139口)でした。ひふみマザーファンドの純資産残高も4,330.4億円(前月は3876.5億円)となり、順調な資金流入が続いています。
2017年11月5日

iDeCo/NISAアンケートにも答えたよ



先日、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」に投票したというエントリーをアップしたんですが、投票に合わせて「iDeCo/NISAアンケート」が実施されていることに今ごろ気づきました。

iDeCo/NISAアンケート(「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」公式サイト)

せっかくなので、アンケートにも答えてみましたよ。結果は2018年1月13日(土)に開催される投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017表彰式で発表される予定です。
2017年11月4日

GPIFの2017年7~9月の運用成績は+2.97%―悩みは国内債券への投資か



定例の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)ウオッチです。2017年度第2四半期(7~9月)の期間収益率は+2.97%、帳簿上の運用益は+4兆4517億円、市場運用開始来の収益率は年率3.20%となりました。これにより運用資産額は156兆8177億円となります。

平成29年度第2四半期運用状況(GPIF)

国内外の好調な市場環境を受けて、今四半期も四半期ベースで5期連続プラスリターンとなるなど好調な運用成績でした。ただ、現在の資産構成割合を見ると、なかなか悩みも抱えていそうです。

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