ラベル 4.投資信託批評 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 4.投資信託批評 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
2024年3月18日

日本株の好調には構造的な要因―「iTrust世界株式」の2024年2月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ・ジャパンの低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2024年2月次運用報告書の定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の2024年2月の騰落率は+4.68%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+4.94%でした。相場ですが、2月は参考指数を若干アンダーパフォームしています。引き続きハイテク株が相場を牽引するというのがピクテの見立てですが、地域別に見ると日本株への期待が継続しています。日本株の好調には構造的な要因があるからです。
2024年3月17日

組入れ1位と2位の銘柄が対照的―ひふみ投信の2024年2月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2024年2月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。2月の騰落率は+5.19%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+4.93%でした。純資産残高は2月29日段階で1754億円(前月は1675億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は8567億円(前月は8185億円)となりました。参考指数をアウトパフォームする堅調な運用となっています。また、2月も意外な銘柄が組み入れ1位となり、2位の銘柄との組み合わせが実に対照的です。
2024年2月29日

信託報酬の引き下げ7回実施の実績は大きい―今月の積立投資(2024年2月NISA口座)

 

今年は閏年なので2月29日まであったのですが、それでもやはり2月は短く感じます。今年からNISA口座を使って再スタートした積立投資も2月の買付が三井住友カードによる決済で完了しています。先月に記事(NISAは先進国株式(日本除く)に特化―今月の積立投資(2024年1月NISA口座))で紹介したように、NISAでの積立投資は先進国株式インデックスファンドを集中的に購入しています。
2024年2月28日

先進国でポジティブ判断は日本だけ―「iTrust世界株式」の2024年1月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ・ジャパンの低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2024年1月次運用報告書の定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の2024年1月の騰落率は+6.55%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+6.02%でした。好調な相場の中で参考指数をアウトパフォームしています。ここにきて市場環境が改善し、投資の好機が訪れたというのがピクテの見立てですが、とくに先進国の中で唯一のポジティブ判断となっているのが日本株です。
2024年2月22日

DCに採用されているファンドの低コスト化は大切だ―2024年2月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

SBI証券のプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の2月買付(2024年1月拠出分)の定例報告です。先日、ブログでも紹介しましたが、SBI証券のiDeCoプランに採用されている「EXE-i」シリーズが2月からリニューアルし、信託報酬が大幅に引き下げられました。これは何度も指摘していることですが、iDeCoだけでなく企業型確定拠出年金(企業型DC)も含めてDCの採用されているファンドの低コスト化というのは非常に大切なことです。
2024年2月16日

「EXE-i」シリーズが一段と低コストファンドに生まれ変わった

 

SBIアセットマネジメントのファンド・オブ・ETFs型パッシブファンド「EXE-i」シリーズがこのほど生まれ変わりました。信託報酬が引き下げられるなど一段と低コストに。私はSBI証券のiDeCoプランに加入し、「EXE-i」シリーズも積立投資しているので、今回の信託報酬引き下げは非常に嬉しいです。
2024年2月11日

意外な銘柄が組み入れ1位に―ひふみ投信の2024年1月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2024年1月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。1月の騰落率は+7.03%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+7.81%でした。純資産残高は1月31日段階で1675億円(前月は1587億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は8185億円(前月は7790億円)となりました。わずかに参考指数をアンダーパフォームしています。なんとか指数についていっているといった状況でしょうか。また、意外な銘柄が組み入れ1位に浮上したことも興味深いです。
2024年2月3日

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」第10期運用報告書を読む

 

ニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>シリーズ」のうち主要ファンドの運用報告書が交付されました。さっそく自分が保有している「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の第10期(2022年11月22日~2023年11月20日)運用報告書を確認します。
2024年1月30日

引き続き日本株に期待―「iTrust世界株式」の2023年12月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ・ジャパンの低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2023年12月次運用報告書の定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の2023年12月の騰落率は+1.3%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+1.8%でした。参考指数を若干アンダーパフォームしてしまいました。さて、2024年が始まり、株式市場は総じて堅調ですが、依然としてピクテは先行きに関して慎重に見ています。そうした中、引き続き期待が大きいのが日本株です。
2024年1月23日

商品ではなく指数が選ばれる時代に―「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」雑感

 

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」の結果発表・表彰式が1月20日に開催されました。新型コロナウイルス禍もようやく収束し、久しぶりのリアル&オンラインのハイブリッド開催となっています。結果をふまえ、今回も感じたことをメモしておきたいと思います。いちばん感じたことは、いまやインデックスファンドは「商品」ではなく「指数」が選ばれる時代に入ったのだということです。
2024年1月17日

新ポートフォリオの成果か―ひふみ投信の2023年12月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2023年12月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。12月の騰落率は-0.20%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は-0.23%でした。純資産残高は12月29日段階で1587億円(前月は1608億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は7790億円(前月は7937億円)となりました。わずかですが、久しぶりに参考指数をアウトパフォームしています。10月から抜本的にポートフォリオを見直した効果が出ているのかもしれません。
2023年12月22日

超低コストなDC専用ファンドを提供する運用会社と運営管理金融機関は立派である―2023年12月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

SBI証券のプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の12月買付(11月拠出分)ので定例報告です。早いもので2023年のiDeCo口座買付はこれで最後となります。また、DC専用ファンドに関して興味深いニュースがあったので、紹介したいと思います。
2023年12月20日

2024年は米国株の優位にかげり―「iTrust世界株式」の2023年11月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ・ジャパンの低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2023年11月次運用報告書の定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の11月の騰落率は+7.64%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は+7.66%でした。ほぼ参考指数に追随した結果となっています。さて2023年もまもなく終わりです。来る2024年の市場がどうなるか気になるところ。この点に関してピクテは「米国の優位性にかげり」と予想しています。
2023年12月16日

ポートフォリオ改革の効果に期待―ひふみ投信の2023年11月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2023年11月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。11月の騰落率は+5.38%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+5.42%でした。純資産残高は11月30日段階で1608億円(前月は1533億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は7937億円(前月は7576億円)となりました。参考指数を若干サンダーパフォームしていますが、ほぼ参考指数についていけたと言えるでしょう。「ひふみ投信」は10月から抜本的なポートフォリオ改革を進めているので、その効果に期待です。
2023年11月29日
2023年11月26日

新たな環境に適応できるか―ひふみ投信の第15期運用報告書を読む

 

サテライトポートフォリオで購入している「ひふみ投信」の第15期(2022年10月1日~23年10月2日)運用報告書が出たので読んでいきたい思います。ファンドの騰落率は+19.5%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は+29.3%でした。分配金は見送りです。これで第13期から3期連続で参考指数を大幅にアンダーパフォームしていることになり、非常に厳しい結果だと言わざるを得ません。市場環境が大きく変化する中、その対応がまったく上手くいかなかったということです。今後、抜本的な改革が必要だと思います。
2023年11月24日

日本株への期待は大きい―「iTrust世界株式」の2023年10月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで少しだけ積立投資しているピクテ・ジャパンの低コストアクティブファンド「iTrust世界株式」の2023年10月次運用報告書の定例ウオッチです。「iTrust世界株式」の10月の騰落率は-2.99%、参考指数であるMSCIワールド・インデックス(ネット配当込み)の騰落率は-3.53%でした。下落相場でしたが、参考指数を大きくアウトパフォームしています。中東情勢の緊迫などここにきて地政学的リスクが高まり、株式市場の先行きがますます不透明になってきました。そうした中、ピクテが期待しているのが日本株の健闘です。
2023年11月21日

断続的に信託報酬が引き下げられる「DCニッセイ」シリーズ―2023年11月の個人型確定拠出年金(iDeCo)積立と運用成績

 

SBI証券のプランで拠出している個人型確定拠出年金(iDeCo)の11月買付(10月拠出分)ので定例報告ですが、あわせて信託報酬引き下げのニュースがあったので併せて紹介します。ニッセイアセットマネジメントのDC専用ファンド「DCニッセイ」シリーズのひとつ、「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」の信託報酬が11月16日から引き下げられました。DC専用ファンドでも断続的に信託報酬を引き下げ、いわゆる“インデックスファンドの一物二価問題”を解消しようとしているだけでなく、DC専用ファンドン責務を果たそうとしているニッセイAMの姿勢は素晴らしいと思います。
2023年11月13日

ポートフォリオ大改革―ひふみ投信の2023年10月の運用成績

 

サテライトポートフォリオで積立投資している「ひふみ投信」の2023年10月次運用報告書が出ていたので定例ウオッチです。10月の騰落率は-3.07%、参考指数であるTOPIX(配当込み)の騰落率は-2.99%でした。純資産残高は10月31日段階で1533億円(前月は1578億円)、ひふみマザーファンドの純資産残高は7576億円(前月は7828億円)となりました。残念ながら10月も参考指数をわずかにアンダーパフォームしています。運用の不振が続く「ひふみ投信」ですが、ついにポートフォリオの大改革に踏み切りました。
2023年11月9日

楽天投信投資顧問が「楽天・オールカントリー」「楽天・S&P500」の信託報酬を引き下げ

 

楽天投信投資顧問は、10月に設定した超低コストインデックスファンド「楽天+」シリーズの「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の信託報酬を12月1日から引き下げると発表しました。


これにより両ファンドとも信託報酬はカテゴリー最安値を更新します。ここにきてインデックスファンドの低コスト競争が一段と激しくなっているのですが、“絶対王者”の感がある三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim」シリーズに対して楽天投信投資顧問も真っ向から挑む姿勢を示したことになります。

関連コンテンツ